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【TAROの日記】

2018/07/03(火) 08:52

そんなものはないんだよ。

昔の山の仲間から声がかかり、久しぶりに彼らと山に登った。
登った山は、昔の私たちのフィールドのようなところ。私のリクエストで最もメジャーな登山口から上がった。

今25歳の長女が0歳のときに、背負子に乗せて登ったのが最後だったので25年ぶり。流石に時間が経ちすぎていて懐かしさも何もない。
あれだけ通ったところなのに、何も覚えていないというのは驚きでもある。でも、人間ってそんなものなんだなーと思う。

ここには、一人でもよくやってきた。失恋したときに、冷たい雨に打たれて登ったこともあった。ある大きな岩があって、そこで雨に打たれながら”失ったもの”について考えた。

しかし、そんな人生の分岐点のようなお話も今は過去。そして、あまりに記憶がない。とても巨大に見えた岩もなんだか小さく見える。
まー、そんなものなのだ。

山の登り口の周辺、そして道などもみんな懐かしさの塊みたいなもののはずなんだけど、どうにもこうにも過去の記憶とリンクしない。

強引に思い出にリンクさせようとする私の心。でも、そんものはないんだよ・・とあらゆるものが語る。

そうなのだ。
どうして、こんな当たり前のことに気づかなかったんだろう?
思い出なんて、全部ウソで、それは地層でしかなくて、あるのは今だけ。その今が、邂逅を通じて幻想を知る・・・みたいな感覚は悪くない。

今日も仕事。明日も仕事。それでいいのだ・・・・・・。

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