月別: 2017年1月
【苦しめTAROお仕事LIVE】

2017/01/31(火) 08:34

23年間

本日を持って、一つの仕事に終止符を打つこととした。
22年と11ヶ月。ほぼ23年。

ふっと浮かぶのは、当時住んでいた借家の2階から机を降ろして事務所に運んだ景色。

今は、もうその机はない。
借家も今は住んではいない。
事務所も引っ越しをした。
本当に、あっと言う間だった。

今回の決定に伴い、スタッフの一部も譲渡した仕事とともに移動する。
私の横にあったいくつかの机やパソコン、そして書籍などもすでに移動を終わっている。
あの23年前と同じように、再び、搬送作業が行われているのが不思議だ。
昔は、私一人だけでやったけれど、今は、私の出張中に何もかもが進んでいく。

スタッフを含めた協力者により、懸案は滞りなく終了しそうだ。
スムーズにすべてが進んだのは、そうした協力者のお陰である。

そして新しいスタートである。
それなりにキャッシュフローを稼いでいた事業を売却した。
別に東芝みたいに困っているわけではないし、私の望みは売却事業の存続なので、時価よりかなり安く売った(もちろん、購入者の貢献度も計算に入っている)。
そんなわけで、金銭的なお得は何もないので、気分は勝手に頑張りたくなる。これは資本主義下に生まれた者の性なんだろうな・・・・・・・・。

まずは、23年間に、ありがとーと頭を下げて、これから作っていくものに、こんにちはーと言っておこう。
時は流れている。

【TAROの日記】

2017/01/30(月) 08:35

ヌーベルバーグ

フィリップ・ガレルの新作を見た。
そして、21世紀のヌーベルバーグの映像を見て思った。
「どうしていつまでも新鮮なんだろう?」

ヌーベルバーグ
ニューウェーブ
ボサノバ  ・・・・・・・

それは、それぞれの時代の新しい波であったわけだけど、そのまま一つのジャンルになった。
そして、ヌーベルバーグには、ヌーベルバーグの共通した匂いがあって、それにやられてしまった者は、いつになっても離れられない。
ヌーベルバーグは重要人物の多くが亡くなり、ゴダールははるか彼方に飛んでいってしまっているので、フィリップ・ガレルは、やられてしまった人たちにとって防波堤とも言える。もちろん、新しい人たちの中にも瑞々しいヌーベルバーグ感を畳み込んだ作品を作っている人たちはいる。でも、当事者らしいsomethingは何だか違うのだよ・・。
それは、昨年年末にロフトで見たニューウェーブにも感じたし、コットンクラブで見たボサノバにも感じだ。

ただ少し残念なことは、レオス・カラックスの登場で、ヌーベル・ヌーベルバーグという言葉が出現したことはあったものの、その後、ヌーベルバーグもニューウェーブもボサノバも更新がない。一つのジャンルとなって、止まってしまった。

でも、私は止まっても全然かまわないとは思っている。
むしろ、知りたいことは、一つの「なぜ?」

この3つの新しい波は、どうしていつまでも新しいのか?・・という疑問。
いつになっても古びない。
だから、懐メロにならない。
それが不思議だ。

それぞれのジャンルで起きた革命は、世界の革命同様に、その後反動が起きた。そして、反動たちは古びていった。

もちろん、古びてしまった反動にも根強さはある。ヤンキー化や学園化なんて、案外、新しい波よりも不変かもしれない(笑)。

ところで、2年ぶりに、『映画セミナー』をやります。
時期は未定ですが、前回のテーマをさらに深めます。

なお、今回のお題の一本はヌーベルバーグの珠玉の逸品。
そして、もう一本は、ポスト構造主義的一本です(これがドイツ映画というのがいいんだよな・・)。

特に、前者は最近のおしゃれな映画館で見るより、古びた映画館が似合います。

でえ、これにチャップリンを絡めた内容になる予定です。

なお、前回のような、終わりに「えーーー!&’%’$#%$’&!!」となるような真似はしないのでご安心下さい(笑)。

 

【TAROの日記】

2017/01/18(水) 08:35

ベターと開脚

あの「ベター」というのは、視覚的にもそそるものがある。
その表紙のせいかどうかわからないけど、本はベストセラー。

気づいたら、我が家にも本があって笑った。
それも買ったのは、どうも私らしい。
ブームになってから、我が家にも本があることを発見したくらいだから、完全に表紙にやられたのだと思う。

このことを周辺の専門家に言うと、「あなたでも、買ってしまうのか・・」と呆れ顔。彼らの常識では、あんなことはやってはいけないらしい。

毎度のことだが、自分が専門とすることでバカなことが言われていると、「あんなのダメよ」と思うし、そうアドバイスしているのだけど、守備範囲を超えると途端に騙されるの。
特に、健康系にはとても弱い。それも専門家の間でいろんな議論があって迷走しているものもあるから、そんなものである。

人はなかなかお利口に生きていくのは難しい。
まー、答えがないのだから仕方がないけれど、もう少しなんとかならないか・・と思う。

ところで、私は、今、ここに書いたら、誰もが喜ぶとても得することを知っている。もちろん、そのことはここでは書かない。書いてしまえば、”おいしさ”が吹っ飛ぶ可能性が大きいのだから仕方がない。まー、そんなものである。

こうして、ネットには、あまりおいしい話はない。そこそこの情報とウソが乱舞する。
本屋さんには、素晴らしい情報もたくさんあるが、目立つのは、やっぱり、そこそこの情報とウソである。

この間、東京駅近くの丸善書店に行った。本屋に行くのは久しぶりである(本好きの私がこうなってしまったところに、大きな問題があるよなー)。
1階しか行けなかったけど、アゼンとした。大げさではなく、軽く吐き気がしてすぐに出た。
昔は、本の表紙を見ているだけで、ワクワクしたものだけど、どうなってしまったんだろう?
まー、「ベター」に反応してるから偉そうなことは言えないけど・・。

【TAROの日記】

2017/01/16(月) 09:32

年頭セミナー@金沢

今年の『年頭セミナー』は金沢。
北陸新幹線には、毎月何回も乗っているというのに、金沢方面に行ったことがない・・という理由で選んだのだけど、旨いものを堪能したかったのも大きい。

ブログなどで、「旨いもの食べました!」なんて書くことは、一番やりたくないことだけど、旨いものは旨い。
旨い店が多い金沢が私の住む場所から1時間で行けるようになったのは大きい。なにせ、新潟市に行くよりも便利になっちゃたのだから・・(ってことを、今頃知った)。

金沢に初めて行ったのは、高校1年生の春休み。
雪の降る中を、ロードレーサーで行った。確か、220kmくらいはあったと思う。
さらに、泊まる予定のユースホステルが、郊外の山の中で金沢についてから、さらに長くて辛い坂を1時間半くらい走らされたと記憶している。
そして、翌日には能登半島に旅立ったので、金沢の名所は兼六園の前を通っただけ。
それ以降、金沢との縁はまったくなくなった。

しかし、脱サラして大阪に出張するようになってから、駅弁の旨さを知る。
ただし、ホームの駅弁ではダメで、一度改札を出て買いに行かねばならない。
約10分の乗り換えを使って、とにかく走る。そして、人を蹴散らす。一瞬で買う弁当を決め、そそくさと会計をし、特急に飛び乗る。
数年前に、駅ビルの改修があったときはまいった。目的の店がいつもの場所にない。もう、世界が終わると思ったね・・。
そんなわけで、私の金沢は、弁当の旨いところとなった。

弁当旨い街、金沢の発見から23年。
今回、やっと金沢を堪能した。
その間に2度ほど訪れているけれど、一度は金のない頃で、もう一回は小さな子どもを3人連れて郊外のプールで遊んだだけ。

それが、金沢の方から「1時間で来れるわよ。来てよね!」って微笑んでくれたのだからタマラナイ。
だから、年に4回は行こう!と決めたね。
だんだん年を取ってくると、遠くにいくのが億劫になると思われるので、有効な発見だった・・ととても思う。

【TAROの日記】

2017/01/10(火) 08:34

街が壊れていく・・

久しぶりに地元でお客様周りをやっている。
中には20年ぶりに行くようなところもあって、何もかもが懐かしい。

普段、地元を車で走ることはほとんどない。
月の半分もいないうえに、いても家と事務所の往復だけだから、自然に地元のことは疎くなる。

だから、久しぶりに車でいろいろ廻っていると、その景色の変換に驚く。
新しい道はできているし、1990年代にオープン時だけ一世を風靡したパワーセンターは廃墟に近くなっている。
建物もなくなっていたり、新しくできたり・・・・・。

ただ大きな印象は、「センスの悪い経営者たちに街が破壊されている・・」という気分。
デザインがビジネスの要諦になって久しいが、私のいるような地方都市では、そんなことはどうでもいい・・というか中途半端というか、やっぱりどうでもいい・・というか・・・。そういうものが溢れている。

デザインのミソの一つに、一生懸命素人考えを推し進めると、普通になっちゃう・・というものがあるが、その「普通になっちゃう」にさえ到達していないのだから、恐ろしい。

すでに、ビジネスは普通の人がはじめる・・というような領域にはないわけだが、それを如実に表しているのが街の景色と言っていいだろう。

いずれにしても、あらゆるモノが壊れていく。
いろいろ適当に作ってきてしまった代物は、本来は保全されるべきであった調整区域にも侵入。そして、後は壊れていくだけ。そういう状況に溢れた街は悲しみをおびて私の目に映る。

さて、でも、そういう間にあるということは、実は面白い状況にある・・とも言えるかも?
まー、この”田舎”には無理だと思うが・・。きっと、新しくできた新幹線の駅前もどんどん景色が壊れていくのだと思う。

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